教育方針

～ 誰もが共に学び、共に育つ、インクルーシブ教育を実践している学校です ～

私たちは、1995年の創立から30年あまり、「どうしたら学校に通ってもらえるか」を追求して学校の環境・システムを構築してきました。
子供たちはみな、学校に行きたくないのではなく、行きたいと思える学校を求めているのです。
私たちは、通わなくても卒業できる学校ではなく、毎日登校したくなるような学校の姿を追い求めてきました。
その結果、中学校までに多くの生徒が不登校を経験しているにもかかわらず、本校の出席率は95％を超えています。

また、不登校経験者だけでなく、LD・ADHD・ASD等の発達上の凸凹のある生徒たちにも本校は選ばれています。
それは、誰もが安心して学校生活を送り、個人個人に合わせて学び方を調整する、「インクルーシブ教育システム」があるからです。
本校では、RTIモデル（教育支援モデル）、PBIS（心理支援モデル）、UDL（学びのユニバーサルデザイン）といったインクルーシブ教育システムを導入しています。
文部科学省の「令和の日本型学校教育」にある「個別最適な学び」「主体的・対話的で深い学び」を先駆けて実現しているのです。

さらに、同じ法人内に「自立訓練（生活支援）・就労移行支援・就労定着支援」の福祉施設も併設しています。
高校を卒業させて終わりではなく、卒業後も伴走者として生徒たちの人生を支え、応援していける体制を整えているのです。

「東京共育学園」という学校名の通り「共に学ぶことで、共に育ってほしい」という願いの下、教職員は日々、生徒たちに向き合っています。

  採用担当から

私たちの学校には、発達特性のある生徒や、不登校を経験した生徒が多く通っています。
だからこそ「まず安心できる場所であること」をとても大切にしています。
もちろん授業も大切ですが、それ以上に「心の成長」に寄り添うことが教員の使命だと思っています。

発達特性と聞くと不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、生徒の小さな成長を一緒に喜べる気持ちがあれば大丈夫です。
スタッフ同士の連携も密で、困ったときにはすぐ相談できる環境です。
インクルーシブ教育システムについても、研修を行いサポート体制も万全です。
育児などへのサポート体制も整っており、女性にとっても働きやすい環境です。

生徒がほんの少しでも前に進んだ瞬間を共に喜べる方、子供たちに温かいまなざしを向けられる方と一緒に働けることを楽しみにしています。