通信制高校とは?


自分のリズムで学校生活を送ることができるのが通信制高校です。

卒業の際に得られる全日制高校と卒業資格は同じです。高校といえば、月曜日から金曜日まで3年間毎日通って卒業をする、というイメージが強いのではないのでしょうか。通信制高校はそうではありません。自分のペースに合わせて高校卒業資格を取ることができます。通信制高校では卒業後が不安・・・という人もいるかもしれません。しかし、全日制も通信制も「高校卒業資格」は何ら変わりません。卒業後に大学進学や就職ももちろん可能です。高校卒業資格を取りたいけれど、毎日通学できるのか、勉強についていけるのか、人間関係が苦手などの不安を抱えている人もいます。あるいはアルバイトや自分の趣味の時間と両立させたい人もいます。通信制高校はさまざまな「こうしたい!」を叶える場所でもあります。

通信制高校は、例えばこんな人が通っています。

中学では不登校だったが勉強を続けたい人自分のペースでゆっくり学校に通いたい人スポーツ活動と学校生活を両立させたい人今の学校が少し合わず、転入を考えていた人なりたい将来の夢や目標があり、今から勉強や準備をはじめたい人高校を中退してしまったけど、高卒資格をとって、大学に行きたい人中学校は卒業したけど、高校には進学しなかった人

単位取得に必要な3つの学習


単位を取得するには、①レポートを提出し、②スクーリング(対面授業)を受け、③テスト(単位認定試験)をクリアしなければなりません。

①レポート(添削指導)

レポートは教科書に対応した問題集で、自宅で勉強しやすいように内容がまとめられています。タブレットPCを使い、学校に行かなくてもレポート提出ができる学校もあります。

②スクーリング(対面授業)

スクーリングとは対面授業のことで、普段は在宅のオンライン学習で勉強している生徒もスクーリングには参加しなければなりません。修学旅行のように、皆で年に1回集まって勉強する学校もあれば、たくさん友だちと会いたい!という人には、毎日通うタイプの学校もあります。

③テスト(単位認定試験)

テスト(単位認定試験)は、前期、後期の2回行う学校が一般的です。テストの出題範囲はレポート課題が中心となります。

卒業するための条件


在籍期間 3年以上在籍
必要単位数 74単位
特別活動 30単位時間

これら3つの条件をクリアし、卒業です。
もちろん、卒業後は、大学や専門学校への進学も同じようにすることができます。

私立通信制高校の学費


※ 2024年度私立通信制高校190校平均、授業料は25単位を履修した場合。学費内訳、名目は学校によって異なる場合があります。(出所:学びリンク)

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