成美学園高等學校
2024年07月22日
【成美学園高等學校】教員&職員インタビュー
広域通信制・単位制高校である成美学園高等學校は、通信制高校サポート校「成美学園」を運営する成美学園グループが、2023年に開校した新しい高校です。
生徒一人ひとりのやりたいことを応援する教育方針で、さまざまなコース・クラブ・部活を用意しています。
生徒だけではなく、教職員も新しいことに挑戦できるチャンスがたくさんあります。今回はそんな成美学園高等學校で働く魅力や求める人物像について、教務主任の市村先生と人事担当のKさんのお二人にお話を伺いました。
▲インタビューに応じてくれた成美学園高等學校の市村先生
【お話を伺った方】
成美学園高等學校
教務主任 市村先生
人事 Kさん
生徒一人ひとりと近い距離感で向き合い、サポートができる学校
はじめに、成美学園高等學校さんは2023年に開校されたばかりですが、現在は何名の生徒さんが通われているのでしょうか?
まず成美学園高等學校は、関東を中心に20以上のキャンパスを持つ「成美学園」の本校にあたります。
現在、成美学園全体で2,000名を超える生徒が在籍しており、この勝浦本校には22名の生徒が通っています(2024年時点)。現在は1年生2クラス、2年生1クラスにわかれ、それぞれに担任の先生が付いています。
では、そんな御校で働かれている市村先生のご経歴や現在のお仕事をお聞かせください。
僕は新卒で成美学園高等學校に入り、今年で2年目です。保健体育を担当しており、今は教務主任という立場で、学校の教務をまとめる役割をしています。
市村先生の感じる、成美学園高等學校さんで働く魅力ややりがいを教えていただけますか?
やはり、生徒との距離が近く、深く関われることが1番の魅力です。公立の全日制高校に比べると教員一人当たりの生徒数が非常に少なく、生徒一人ひとりと密に接していくことができます。
さらに授業は基本的には午前中のみで、午後はクラブ活動や事務作業の時間です。教職員も生徒も時間にゆとりがあるため、生徒と向き合う時間をしっかり確保できています。
成美学園高等學校に通う生徒たちは、一人ひとりが様々な背景を持っています。誠心誠意生徒と向き合い、コミュニケーションをとっていくことが大切です。
自分が関わった生徒が生き生きと学校生活を送っていたり、少しずつ学校に足を運べるようになったりという姿を見られるのは、やりがいの一つですね。
生徒さんと距離が近いということですが、普段の中で感じるのはどんな時でしょうか?
授業以外の時間で生徒と話すことが多いです。成美学園高等學校には部活とクラブがあり、所属している部活・クラブ以外への参加も可能です。
その日活動している部活に自由に参加してよく、むしろ学校としてはそれを推奨しています。自分が担当している部活に所属していない生徒も活動にくるので、自然と関わりがある生徒が増えていきます。
また、教員も自分の担当している部活・クラブがオフの日は、参加者側として他のクラブに参加することもあります。生徒と近い距離で関わることが多く、生徒も少しずつ心を開いてコミュニケーションをとってくれていると実感する機会が多いです。
▲実際のクラブ活動中の様子
若手も意見を出して挑戦しながら学校作りに携われる環境
学校の魅力とつながる部分もあると思いますが、先生が成美学園高等學校で働こうと思ったきっかけはなんでしょうか?
生徒と近い距離で接することができる点がまず挙げられますが、開校したばかりなので1から学校作りに携われる点も魅力に感じていました。
上長からの指示はもちろんありますが、理事長を含めて学校全体が現場の先生たちや若手にも任せてくれる風土があります。
そのため、職歴や年齢に関係なく意見を言えて、教職員の挑戦も受け入れてくれる風通しの良い職場で、若手でも学校作りに携われています。
開校2年目と言うことでまさに学校づくりの最中だと思いますが、実際に先生方が動いて実現した企画などはありますか?
文化祭です。去年から教員主導で動いていて、2年目で生徒も集まってきたので近隣のサポート校と合同で勝浦本校の校舎で開催しようと考えているところです。
以前は、体育館やホテルを借りて文化祭を開催しており、それも当然楽しいものでした。ただ、自分たちが普段利用する校舎での非日常感がさらにイベントを楽しくさせ、思い出に残るのではと個人的に考えているので、勝浦本校での開催を進めています。
学校作りは楽しさも大変さも持ち合わせていると思いますが、この点はいかがでしょうか?
文化祭や体育祭は、日程も内容もほぼ毎年同じと言う学校が多いと思います。しかし、成美学園高等學校はまず行事自体が少ないので、我々が動かないと生徒たちの学校生活の充実が図れません。
その点にプレッシャーを感じることはありますが、自分たちが企画した行事が実現して、生徒たちが楽しんでくれている姿を見ると「やってよかった」とやりがいを感じますね。
学校行事を企画・実行する意思がないと大変ですが、一から作り上げる楽しさや喜んでいる生徒さんの姿を見られるやりがいがあると言うことですね。
”勝浦市”に魅力を感じて移住する教職員も。地域連携も進める見込み
成美学園高等學校さんの特徴の一つに「勝浦市」というロケーションが挙げられると思います。人気の移住先として話題の勝浦市ですが、実際に移住されてきた方もいらっしゃるのでしょうか?
何人かいて、そのうちの1人が僕です。東京生まれ東京育ちで、就職を機に勝浦市に引っ越してきました。
山登りなど自然を生かしたアクティビティがずっと好きで、都会の喧騒から離れて自然豊かな場所で働くことに憧れていて、働く場所も就活の軸の一つだったんです。
勝浦市には「移住支援事業支援金制度」がありますし、市の「結婚新生活支援事業」を活用して夫婦で勝浦市に移住してきた職員もいますね。
※勝浦市公式サイト:移住支援事業支援金制度
※勝浦市公式サイト:結婚新生活支援事業
また、成美学園グループでは寮を完備しており、寮に住めば初期費用プラス毎月の賃料(55%)を負担します。新卒の方など若手の方には嬉しいポイントではないでしょうか。
サポート校の成美学園は関東の各地にキャンパスがあるので、転勤することもあります。成美学園高等學校の場合は、勝浦本校での勤務になるので原則転勤はありません。
「自然豊かな勝浦市で働き続けたい」「同じ場所で教員としてのキャリアを積みたい」という方にはおすすめですね。
同じ地で長く安定的に働いていける環境があるということですね。今後、勝浦市という地を活かした取り組みなどは考えていらっしゃいますか?
成美学園高等學校は立ち上げ時に「地域連携」を掲げていまして、勝浦の持つ豊かな自然をはじめ、漁港や朝市など地域の良さを生かした教育をしていきたいと考えております。
まだ構想している段階ですが、授業の中で地域の方に漁や農業の話をしていただくなど、地域連携を進めていく方向です。
海や山に囲まれた地域で暮らして、地域に根ざした教育に携わりたいという方にはまさにぴったりの環境ですね。
社食は1食100円!フレックス制や奨学金代理返還制度など充実の福利厚生
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▲ゴルフシミュレーターの使用中の様子
先ほど市村先生から、教職員の方々も時間にゆとりがあるとお話がありましたが、実際御校での働き方はどうなっているのでしょうか?
午後の時間を事務作業に充てることができるため、残業はほとんどありません。さらにフレックス制を取り入れているので、自分に合わせたメリハリある働き方ができます。
教職員を”人財”と捉えて、プライベートを大切にできる職場環境を整えています。
働く方々を大切にしていらっしゃるのですね。フレックス制や寮費の補助のほかにも、特徴的な制度などがあれば教えてください。
教職員からよく喜びの声が聞こえるのは「日本学生支援機構・奨学金代理返還制度※」ですね。
特に若い世代にとって、奨学金の返済は経済的にも心理的にも負担は大きいものです。その負担を軽減できれば、安心して仕事に臨んでいただけると思います。
(※)奨学金を借りた人に代わり、企業が代理で奨学金を返す制度
あとは、1食100円で、栄養バランス抜群の美味しい社食を食べることができます。成美学園高等學校では、生徒がいるときは学校の厨房で調理した昼食を提供しており、社員も同じランチを食べることができます。
食費を抑えることができるのは嬉しいですよね。御校には校舎の中にゴルフシミュレーターといった珍しい設備がありますが、こちらは教職員のみなさんも使用できるのですか?
もちろん、教職員全員トレーニングルームもゴルフシミュレーターも使用可能です。事務作業に疲れた時にリフレッシュがてら同僚とトレーニングしたり、趣味のゴルフを練習したり、といった姿を度々見かけます。
社会人になるとなかなか体を動かす時間が取れない、という悩みをよく聞きますが、御校であれば校舎内で運動不足の悩みは解消できますね。
▲成美学園高等學校のトレーニングルーム
成美学園高等學校の先生たちからのメッセージ
一緒に働きたい人物像、成美学園高等學校さんにマッチすると思う人物像を踏まえて、この記事を読んでいる方に向けてメッセージをお願いします。
お話ししたように、成美学園高等學校は生徒との距離感が近く、深く関わりながら指導を行っていきます。そのため、「授業(教科指導)だけに集中したい」という方よりも「丁寧な生徒指導をしたい」という方に向いている学校です。
生徒・教育に対する想いと柔軟な思考回路を持ち、これまで培われてきた経験や知識を活かして、生徒が楽しく充実できる学校作りに参加してくださる方と一緒に働きたいです。
まだまだ学校作りの最中なので、生徒のことを考えながら様々なアイディアを出して、新しいことにもチャレンジしてくれる熱意がある方をお待ちしています。
成美学園グループは「認めて・引き出して・応援する」という教育方針をとっています。生徒たちの様々な「やりたい」という気持ちを受け入れられる学校を目指し、今後、成美学園高等學校では地域連携やスポーツをはじめ、多方面に力を入れていく所存です。
そして、生徒だけではなく、教員がやりたい教育ができる環境を整えています。予算や設備などの関係で、自分が思い描く教育や生徒たちに届けたい授業ができないという方もいらっしゃると思います。
成美学園高等學校は、通信制高校ながら理科室や音楽室などの特別教室があり、体育館、グラウンドもあります。その上で、音楽室の設備を充実させたり、敷地内に理科の授業で使える畑を作ろうとしたり、先生方のやりたい教育が実現できるよう環境整備を随時進めています。
生徒と真剣に向き合う熱意があり、公立の学校ではなかなか実現できない授業や教育をしたいという思いをお持ちの方は、ぜひ成美学園高等學校をご検討ください。少しでも興味があるようであれば、お気軽にお問い合わせいただければ嬉しいです。
生徒のやりたいことを後押ししながら、教職員の皆さんも自身のやりたいことに挑戦できる環境ということですね。人とコミュニケーションを取ることが好きで、教育業界で新しいことにチャレンジしたい方にはフィットする環境ではないでしょうか。
本日はありがとうございました!