飛鳥未来高等学校・飛鳥未来きずな高等学校・飛鳥未来きぼう高等学校
2024年10月23日
【飛鳥未来きぼう高等学校】キャンパス長インタビュー
飛鳥未来きぼう高等学校は、飛鳥未来高等学校・飛鳥未来きずな高等学校の姉妹校として2024年4月に開校した通信制・単位制高校です。全国に次々と新しいキャンパスをオープンしています。
運営しているのは、全国で専門学校や通信制高校を運営する学校法人三幸学園。三幸グループはGreat Place to Work(※)の「働きがいのある会社ランキング」に11年連続ランクイン。社員がイキイキと働けるよう、若手も活躍できたり、多様な働き方ができたりなどの環境を整えています。
(※)世界約50カ国で展開している世界最大級の意識調査機関
今回は三幸学園が運営する通信制高校「飛鳥未来高等学校・飛鳥未来きずな高等学校・飛鳥未来きぼう高等学校」で教職員として働く魅力や働き方についてインタビュー。
同法人が運営する専門学校や通信制高校での教員、人材開発部を経験し、現在は飛鳥未来きぼう高等学校の川越キャンパスで活躍されている野口さんにお話を伺いました。
【お話を伺った人】
飛鳥未来きぼう高等学校
川越キャンパス
キャンパス長
野口さん
新卒入社から教員や採用担当、新規学校の立ち上げを経験した12年
2012年に新卒入社し、専門学校分野の東京スイーツ&カフェ専門学校に配属されました。そちらで5年間教員として勤務した後に、2017年に本部の人材開発部の採用部署に異動になりました。
2022年に通信制高校の飛鳥未来きずな高校の大宮キャンパスに異動になり、リーダー職として勤務し、担任業務・進路指導業務・広報業務等の学校運営に係る業務を広くこなしていました。
そして、2024年4月に飛鳥未来きぼう高等学校の川越キャンパスが立ち上がるということで、責任者として新規の学校設立業務に携わりました。現在は、キャンパス長(教頭)という役職で勤務しております。
現在は、学校運営全般の運営・管理に関する仕事をしています。
具体的には、常勤教職員や講師の採用、学校広報上の戦略・戦術立て、入学希望者に対するイベントの企画立案、教育方針・生徒指導計画の策定、学校の時間割の作成や、年間の行事スケジュールの日程決め、教職員に対する育成のための研修などを行っています。
日々、各教職員のメンバーと協力しながら、運営を行っています。
私の場合は教員免許を有していることと、また適性から判断されて、社内ジョブローテーションの中で配置をされています。
あとは過去の人材開発部での、採用や研修、組織づくりの経験を活かして、現在、当法人で拡大している通信制高等学校の分野において、三幸学園らしさを体現した、学校作りを行うことがミッションだと自分なりに解釈しています。
働きやすさ、生徒との深い関わりなど、教職員からみた魅力
一言で言うと「働きやすさ」だと思います。通信制の高校である当校は、生徒が毎日登校するわけではなく生徒自身が、自分のペースを大切にしながら、登校の頻度を調整ができることが可能です。
全日制高校ですと、教員は授業を教えている時間が、週20〜25時間と、週の大半を占めるケースが多いかと思いますが、当校は全日制に比べ、教員一人ひとりにお任せする授業時間もそれほど多くはないため、授業のみに時間を拘束されてしまう、ということはありません。
余裕が生まれた時間で、対話的で深い学びとなるような授業案を組み立てたり、生徒一人ひとりに対する対応を考えたりすることができると感じています。
あとは、三幸学園は「入口から出口まで」をポリシーとしています。そのため、教育活動だけではなくて、教職員は日常の中で、入学を希望される中学生・高校生に対する入学相談、SNSを活用した募集活動を行っています。また全教職員が進路担当として、生徒一人ひとりと向き合い、希望に合わせた進路支援を行っています。
さらに三幸学園グループが運営する専門学校と連携して、卒業してからも、在学していた生徒と長く深く関わり続けられる仕組みがある点が三幸学園、飛鳥未来高校の特徴だと思います。
生徒指導にあたっては、まずこれまで培ってきた自分の中にある当たり前の基準を、一旦横に置くようにしていました。
通信制高校に限らずですが、入学される一人ひとりに、それぞれ入学の背景や、事情があると考えています。自分自身の価値観・尺度で相手を見ることをせずに、相手のこれまで経験から、見方や考え方を理解することから努めて、生徒指導にあたるようにしていました。
現場と本部で教職員の研修を実施。人材育成でのポイントとは
三幸学園では現場でのOJTを通した育成と、本部のOFF-JTによる研修の両面から、教職員の成長を支援しています。
本部での研修は、階層別研修がメインです。入社1年目ですと高校分野で管轄するOFF-JT集合研修が年に3回程度あります。メンバークラスからリーダークラスになった際にも、管理職向け研修がありましたね。
三幸学園の教育理念を理解、共感してもらった上で、教職員が体現できるようにスモールステップで支援しています。
また三幸学園は「素直な心・感謝の気持ち・高い意欲を持ち続け、自ら考え自ら行動することで、社会に貢献する人材」を社会に輩出していくという、人材育成像があります。まずは、我々教職員がその範を示せるように、指導させていただいています。
また三幸学園には、「あきらめない教育」といった考え方があり、生徒のことを”諦めない・見捨てない・言い続ける”といったことを大事にしています。
教職員メンバーと一緒に学校を運営していく中で、様々な出来事が発生していきますが、その出来事の中から、三幸学園や飛鳥未来が大事にしている考え方に照らし合わせて、一緒に考え、生徒にとって一番良い指導の選択肢をとっていきたいと考えています。
若手も育児中も、教職員がイキイキと働ける福利厚生・環境を整備
ファミリーサポート制度です。通常の有給休暇とは別の特別休暇という形で、お子様の看病や介護が必要なご家族のサポートのために、突発的に会社を休まないといけない際に、特別有給休暇を取れる制度です。
三幸グループ全体で、お子様がいらっしゃる教職員も多数おります。ご家族のことを見なければならない状況の中では、非常に役立つ制度ではないかと感じています。
働き方だけではなく、能力開発支援にも関わるのですが、非常勤職員だけではなく常勤職員でも副業・兼業が可とされています。
副業において自身のスキルや職能を伸ばすことが、当学園の本業での成果や可能性を高めるという考えから、副業・兼業を認めています。私立の学校法人では珍しいのかなと感じていますね。
SANKO夢プロジェクトという、年2回、新規事業の発案や業務の改善提案ができる制度があります。
内定者や若手社員でも自分から提案し、その計画が実現し、三幸学園の中で新規事業が立ち上がる可能性がある本制度は、非常にユニークでチャレンジングな取り組みだと感じています。
比較的大手の私立学校法人グループですが、ベンチャースピリッツを忘れずに、挑戦し続ける姿勢があると感じています。
そうですね。在籍社員はもちろん内定者も参加可能で、新規事業を司っている部署に直接提出する形で自由に応募できるので、多くの方がチャレンジされています。
実際に若手社員の提案で、新しい専門学校が立ち上がるなどの事例もあります。
教員だけではなく、学校経営やマネジメントに興味がある人にもフィット
明るくて元気な方が多い印象です。また我々は「情熱」というキーワードを大事にしているので、みなさん教育・育成などに、熱心な方が多い印象です。
明るく元気で素直であること、そして高い意欲があることを重視しています。
三幸学園が目指す生徒の人物育成像「素直な心・感謝の気持ち・高い意欲を持ち続け、自ら考え自ら行動することで、社会に貢献する人材」に沿った生徒を育てていくにあたって、まずは率先垂範で我々自身が、こういった観点を意識し行動することが大切であると思っております。
教育に対する熱い情熱を持ち、目の前の生徒・保護者の方の、課題解決に向けて、自分の頭で考え積極的に行動できるような方を求めています。
そして、飛鳥未来では教員が「広報」「教務」「就職・進学」と学校運営全般に携わることになります。授業だけをしたい、という方はあまり向かない環境かもしれません。
三幸学園は年功序列ではない評価制度がありますので、20代後半から管理職として学校経営に携わる方もおります。ですので、教育者だけでなく、学校の運営・経営や人・組織のマネジメントにも興味がある方もフィットする環境だと思います。
三幸学園は、生徒のことはもちろん働く教職員のことを大切にする組織です。自分のことも大切にしながら、全力で目の前の生徒のために行動していきませんか。
ぜひ一緒に、生徒の未来を、教育の未来を希望に変えていきましょう。
本日はありがとうございました!