2024年11月05日
【イベントレポート】東京・新宿で『新宿教職員採用合同説明会』を開催しました
11月2日(土)、新宿住友ビル(東京都新宿区)にて学びリンクプラス株式会社主催の「新宿教職員採用合同説明会」を開催いたしました。
本イベントは国内で唯一、通信制高校に特化した教職員採用合同説明会です。教職員採用合同説明会では、各ブースにおける個別学校説明のほか、「通信制高校で働くとは」をテーマにした基調講演を実施しています。
2度目の開催となった今回は、飛鳥未来高等学校・飛鳥未来きずな高等学校・飛鳥未来きぼう高等学校、 ID学園高等学校、N高等学校・S高等学校・R高等学校(開校準備中)、おおぞら高校、科学技術学園高等学校、クラーク記念国際高等学校、成美学園、成美学園高等學校、第一学院高等学校、北海道芸術高等学校、ルネサンス高等学校の計15校が参加。
就活中の学生や卒業学年ではない学生の方をはじめ、既卒の方や現職の教職員の方、企業にお勤めで教職員に転職希望の方など幅広い層の方にご来場いただきました。
基調講演「通信制高校で働くとは」
基調講演は「通信制高校で働くとは」をテーマに、学校法人つくば開成学園理事長の糸賀 修氏によって行われました。
通信制高校と全日制高校・定時制高校との違いを説明した上で、通信制高校の仕組みや役割、そのほか通信制高校に通う生徒の特徴を紹介。その上で、通信制高校で働く教職員に向いている人物像は「生徒に寄り添い、生徒と学校生活を楽しめるような人」だとしました。
質疑応答の時間も設けられ、次のような質問が上がりました。
回答:通信制高校では、レポートは教科書にそって簡単につくられています。そもそも、教科書はたくさんあり、各校で比較的易しい内容のものを選んでいると思います。指導の方針は集団授業・個別指導など各校によって様々ですので、ぜひ色んな学校を見て比較検討してほしいです。
質問:不登校の生徒が多いそうですが、ちゃんと皆通えているのでしょうか?
回答:全員が通えるとは限らないのが現状ですが、各校で生徒が通えるような取り組みを進めています。その一環として、友達作りを促す学校があります。生徒が生徒を助ける文化が作り上げられており、中には生徒会など後輩を助けようと生徒が自発的に動くグループが醸成されている学校もあります。
糸賀氏は「通信制高校業界は今後更なる拡大が見込まれており、1年目であってもどんどん活躍できる場がある」と話します。通信制高校は通う生徒も、提供する教育も幅が広く、教職員としてのやりがいや活躍の機会もある場所なので、ぜひ面接に挑戦してほしいと、参加者にエールを送り講演を締めくくりました。
一次面接を行う学校も。各校の個別相談ブース
個別相談ブースでは、学校ごとの違いが光る学校説明が行われました。各校が掲示物や映像などを用いて、それぞれの特徴や魅力をさまざまな角度から紹介し、説明を熱心に聞く参加者の方の姿が見られました。
ブースでは学校説明のほか、一次面接を行っている学校も多数。参加者は早期内定につながり、学校側は魅力的な人材の確保に繋げることができます。実際に、前回イベントを通して、非常勤講師での採用が決まった方もいるそう。
教員以外にも、教員免許不問の事務職員やカウンセラー、広報、生徒募集担当者などの職種を募集する学校もあります。そのため、教員免許の取得予定がない方や学校広報に興味がある方など、教員志望の方以外にもたくさんご来場いただきました。
お足元が悪い中、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。「通信制高校 教職員採用合同説明会」は今後も随時実施する見込みです。次回日程が決まりましたら、サイト等でお知らせいたしますので、ぜひともチェックしてください!